第３７回定期演奏会活動報告



PROGRAM

第�T部　　合奏

古畑任三郎のテーマ…………………………………………本間勇輔
A WHOLE NEW WORLD…………………………………Alan Menken
In The Mood…………………………………………………J.Garland
ブエノスアイレスの冬……………………………………A.Piazzolla
川の流れのように………………見岳章


第�U部　小合奏・重奏・独奏

〈ギター・マンドリン重奏〉
IF WE HOLD ON TOGETHER……………J.Horner and W.Jennings
となりのトトロ…………………………………………………久石譲
虹の彼方に………………………H.Arlen

〈二重奏〉
２声のインヴェンションより第13曲BWV784……J.S.Bach
子供の領分より　ゴリウォーグのケークウォーク……C.Debussy

〈一年生合奏〉
ルージュの伝言………………………………………………荒井由実
ユーモレスク…………………………………………………A.Dvorak

〈四年生合奏〉
イパネマの娘……………………………………V.Moraes & A.C.Jobin

〈独奏〉
Passacaille……………………………………………S.L.Weiss
Here, there and everywhere……………………Lennon-McCartney
Sevilla…………………………………………………Isaac Albeniz


第�V部　合奏

歌劇「ローエングリン」第３幕への前奏曲……………R.Wagner
交響曲第１番「巨人」第２楽章……………………………G.Mahler
亡き王女のためのパヴァーヌ………………………………M.Ravel
ポロネーズ第６番「英雄」…………………………………F.Chopin

２０００年１２月１６日（土）
新潟市音楽文化会館ホール　６：３０ｐｍ開演





曲目解説
第�T部
●古畑任三郎のテーマ

ご存知ドラマ「古畑任三郎」のテーマ。これから何が始まるのだろうというワクワクした気持ちをかき立てます。何度か繰り返すおなじみの主題をさまざまなパートが奏でます。黒いスーツをスマートに着こなす古畑任三郎。そんなスマートさが表現できればいいなと思っています。（編曲＝伊藤）

●A WHOLE NEW WORLD

この曲は、「アラビアンナイト」のエピソードをもとに製作された映画『アラジン』のなかで歌われています。アラジンとジャスミンが魔法の絨毯で飛び回る、ロマンチックな夜空のデートです。夢のような情景を、プライムギターとアルトギターによる二人のデユエットでイメージしてお楽しみください。（編曲＝山岸）

●In The Mood

グレン・ミラー・オーケストラの数多くのヒット曲の中でも最も有名な曲の１つで、長い間多くの人に親しまれてきました。今日は一味違ったギターの演奏でお楽しみください。各パートのソロにもご注目！（編曲＝館岡）

●ブエノスアイレスの冬

ヨーヨー･マ演奏の｢リベル･タンゴ｣で有名な、ギター合奏界ではノリにのっているピアソラの作品。極寒の冬からすがすがしい春へと移り行く様子を思い描きながら、ピアソラにとってのブエノスアイレスってこんな感じなんだね。と思って頂ければ幸いです。（編曲＝岩本）

●川の流れのように

つまずいたっていいじゃないか。自分のやりたいことに没頭してもいいさ、大切な人との空間を一番におもってもいいさ、今をたいせつに生きていこうよ。そんなおもいをのせて、美空ひばりの名曲を今夜は2000年バージョンで演奏いたします。（編曲＝池田）

第�U部
〈ギター・マンドリン重奏〉
●IF WE HOLD ON TOGETHER

ダイアナ･ロスでおなじみのこの曲。今日はマンドリンとギターの特徴を生かした形の曲にしました。（編曲＝小栗）

●となりのトトロ

宮崎アニメで有名な｢となりのトトロ｣。昭和３０年代を舞台にくりひろげられる物語は大人にも子供にも夢を与えてくれました。今夜みなさんには、そんな夢見る大人になっていただきましょう。

●虹のかなたに

マンドリンとギターの特性を十二分に出してくれるこの曲。まさに２０世紀の終わりの曲として、そして、その虹のかなたに見える２１世紀への曲として、私たちが、２つを結ぶ虹の掛け橋をおつくりしましょう。（編曲＝岩本）

〈二重奏〉
●２声のインヴェンションより第13曲

｢２声のインヴェンション｣は全部で１５曲あり、これらはバッハの息子や弟子の教育のために作曲されたといわれています。２声の展開に注目して下さい。

●子供の領分より　ゴリウォーグのケークウォーク

ケークウォークとは、１９世紀末にアメリカでおこり、やがてヨーロッパでも流行した、黒人音楽を起源にもつダンス（音楽）です。ドビュッシーの曲にはめずらしい、陽気な笑いの音楽です。不協和音がいっぱいでてきますが、間違いではありません。

<一年生合奏>
●ルージュの伝言

６０年代ポップスを思わせる軽快なビートとコーラスに乗せて歌われるのは恋しいあの人への思い。これまで映画でよく使われた荒井由実の名曲をギター合奏曲にアレンジしてみました。今年の元気な一年生にぴったりの曲なのでベースと和音のノリに注意しながら聞いてください。（編曲＝菊池、藤巻）

●ユーモレスク

ドボルザーク最後のピアノ作品。彼のピアノ曲としては例外的にポピュラーな曲である。アメリカ滞在における休暇中、帰国してお気に入りの別荘で書かれた作品の一つであり、故国の自然に包まれ、心ゆくまま音楽作りを楽しんだであろう彼の心情が、にじみ出ている。（編曲＝滝沢）

〈四年生合奏〉
●イパネマの娘

A.Cジョビンの代表作で、これぞボサノバといった感じの曲です。イパネマとは、ブラジルの有名な海岸コパカバーナ近隣の海岸の名前で、ジョビンがそこで度々見かけた美女エロイーザにインスパイアされて作曲したと伝えられています。（編曲＝大野）

〈独奏〉
●Passacaille（パッサカリア）

後期バロックにおける重要なリュート作曲家であるヴァイスの作品をギター用に編曲したもの。このパッサカリアは、一定の低音進行の上に展開される変奏曲。

●Here,there and everywhere

ギターという楽器をこよなく愛した作曲家であった武満徹が、ギター音楽のレパートリーの狭さに不満を感じて編曲した「１２の歌」からの曲。原曲はビートルズのアルバム「Revolver」に収められている。

●Sevilla（セビーリャ）

アルベニスは，近代を代表するピアニストであり、１曲もギター作品を残してはいないが、その音楽の多くはギターと非常に相性がよく、しばしばギターで演奏される。この曲は中期の傑作、「スペイン組曲」からの曲で、フラメンコのおどりのリズムを思わせる。

第�V部
●歌劇「ローエングリン」　第３幕への前奏曲

ワーグナーの前期の最終作品、歌劇「ローエングリン」の第３幕への導入として用いられる曲です。婚礼の場面へとつづくこの曲では、全面に婚礼の祝賀的雰囲気が満ちています。その華やかさがギターで表現できればと思います。（編曲＝上條）

●交響曲第１番「巨人」第２楽章

この「巨人」というタイトルは、ドイツの作家ジャン･パウルの小説によるもので、この小説はマーラーの若い頃からの愛読書でした。このうち第２楽章は、力強く躍動するもののあまり早くないダイナミックな主題から、テンポの遅くなるトリオで田園舞曲風の優美な音楽が展開されます。（編曲＝伊藤）

●亡き王女のためのパヴァーヌ

フランスを代表する作曲家のひとりであるモーリス・ラヴェルは、この曲をピアノ曲として作曲しましたが、後に管弦楽用に編曲し広く演奏されるようになりました。簡潔な三部形式ですが、大変繊細で美しい旋律が印象的です。（編曲＝五十嵐）

●ポロネーズ第６番「英雄」

ポロネーズはもともとポーランドの民俗ダンスの一つですが、ショパンの中で咀嚼し消化されたものは「ショパンのポロネーズ」と呼べる独特のものとなりました。そんなポロネーズの中で、もっとも男性的でヒロイックな作品がこの“英雄”です。雄々しいクライマックスをお楽しみください。（編曲＝上條）

パート・小合奏・重奏者・独奏者紹介

Condctor

学年から１名ずつ選出される指揮者たち。日頃の練習から、定期演奏会まで、演奏面のすべてをまとめる、まさに部活のかなめです。苦労は人一倍ですが、喜びも人一倍です。タクトは今日も優雅に、時には力強く舞います。

Alto　Guitar　1st

Alto 1stは、３バカ姉妹と本当のバカ２人からなるパートです。主な役割は、メロディー弾いて目立つ、弾きマネして目立つ、間違えて目立つ、端に座っているから目立つ、などです。まあこんな彼らですが、今夜はきっとやってくれるでしょう。

Alto Guitar 2nd

私たちは主にハーモニーや伴奏などを担当しており、ちょっと地味なパートです。しかしメロディーを引き立てて、より華やかなものにしているのもまた私たち。Alto 2ndなくして全体合奏あらず(？)。日頃の練習の成果をぜひお聞きください。

Prim Guitar 1st

舞台の真ん中あたりにいます。合奏では、メロディーや伴奏などいろいろな役割をします。パート員はさまざまですが、ギターの好きなみんなです。パートマスターを中心に、幾多の困難を乗り越え、ここまで来ました。がんばります。

Prim Guitar 2nd

今年のPrim 2ndには待望の女の子パート員が加入して、華やかさが大幅にupしました。しかし、それを打ち消してしまうような個性的なメンバーが揃い、例年以上に熱いパートになっています。今日はそんな熱く、時に繊細な僕達の演奏に是非注目してください。

BassGuitar

本日はお忙しい中われわれ新潟大学クラシックギター部定期演奏会にご来場いただき、ありがとうございます。われわれは、この日のためにたくさんの練習を積んできました。それではお楽しみください。

Contra Bass

ギターの方々の足を引っ張らないよう本番では上手く弾ければいいなと。しかし、練習嫌いなパートマスターに率いられるこのパートは、果たして本番ではどーなってることやら…。演奏中に私たち２人が何をやっているのかは、とりあえず、耳で聴かないで、腹部で感じてください。

ギター・マンドリン重奏

マンドリンはイタリアが起源で、もともとは「マンドーラ」というリュート族の楽器であったと言われています。独特のトレモロ奏法による美しい音色は、数々の音楽家をとりこにし、日本でも萩原朔太郎、古賀政男らが有名です。

二重奏

みなさんこんばんは。私たちは結成して６ヶ月の新米ユニットでーす　。今夜演奏する２曲は、２人の息があえば、とても楽しい曲です。でも何かひと波乱おきそうな気がします。

一年生合奏

今年は例年になく、２１名という多くの１年生が入部し、部活の平均年齢に大きく貢献しました。さて１年生合奏は大きく３パートに分かれており、純粋な（何が？）1st、濃いけどきれいな音を出してくれる2nd、女の人が強い3rd、と個性に富んでいます。今日は、未来のクラギを背負うギタリスト達に注目して下さい。

四年生合奏

超クセあり人間の集まりである４年生がここまでやってこられたのは、皆がギターの魅力にとりつかれたからでしょう。ギター部の中でも古典化してしまった（いろいろな意味で）４年生が、今夜は古典的なラテンヒットナンバーを演奏します。どうぞよろしく。

独奏

講義に研究に忙しい日々を送りながらも、ギターに力を注ぐ。レパートリーは、バッハからヨークまでと多彩で数多い。後輩みんなのあこがれです。

SEO		[PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送