第39回定期演奏会活動報告




PROGRAM


第一部   ポピュラー合 奏

テキーラ……………………………………Chuck Rio
ポーリュシカ・ポーレ…………………………Kunipper
花 〜琉球メドレー〜…………………喜納 昌吉 他
情熱大陸…………………………………葉加瀬 太郎

指揮=菊池 智子



第二部     小合奏・重奏・独奏

≪三重奏≫

不良少年……………………………………武満 徹
花祭り…………………………Edmundo Po Zaldival

演奏=菊池 英明・井浦 聡・山入端 中

≪一年生合奏≫

Help!…………………………Lennon&MaCartney
カノン……………………………………J.Pachelbel

指揮=大場 誠也

≪四年生合奏≫

太陽がいっぱい………………………………………N.Rota
  第三の男…………………………………………………A.Karas

≪独奏≫

ソナタ L23…………………………………………………D.Scarlatti
無伴奏チェロ組曲第三番プレリュード………………………J.S.Bach

演奏=滝沢 愛子

第三部   クラシック合 奏

喜歌劇「軽騎兵」序曲……………………………………………F.Suppe
ジムノペディ……………………………………………………E.Satie
バレエ音楽「恋は魔術師」より…………………………Manuel de Falla
火祭の踊り
「アルルの女」第二組曲より……………………………………G.Bizet
間奏曲
ファランドール

指揮=藤巻 洋生

 

曲 目 解 説

第T部

●テキーラ
ホンダのフィットのCMでお馴染みのこの曲は、楽しくノリのいいリズムが特徴で、思わず踊り出したくなるような気分にさせてくれます。「テキーラ」と叫ぶところがどのような音に変化しているか楽しみながらお聞きください。
 (編曲=菊池 智子)

●ポーリュシカ・ポーレ
懐かしさがこみ上げてくるような、ロシア民謡のスタンダードナンバー。ドラマ「青の時代」に使われていたので耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
(編曲=三宅 莉枝)

●花 〜琉球メドレー〜
《花〜島唄〜てぃんさぐぬ花〜十九の春〜ハイサイおじさん》
喜納昌吉の「花」、「てぃんさぐぬ花」、「ハイサイおじさん」、今年海外でカヴァーされヒットしたTHE BOOMの「島唄」、そして沖縄民謡の「十九の春」で構成されたメドレーです。曲の随所で聞くことのできる琉球音階が懐かしさや哀愁、楽しさを引き立たせてくれます。
(編曲=関根 清志・山入端 中)

●情熱大陸
テレビ「情熱大陸」のメインテーマとしてお馴染みのこの曲は、様々なリズムが交錯するリズミカルな場面、流れるような旋律が歌いあげる感動的な場面、そして感動的で心に訴えかけるソロの掛け合いが見事にからみ合い、まさに情熱的な曲に仕上がっています。皆さんもぜひこの熱いサウンドをお楽しみください。
(編曲=菊池 智子・三宅 莉枝) 

 

第U部

〈三重奏〉

●不良少年
羽仁進監督による映画「不良少年」(1961)のテーマ音楽。武満は「この映画を通じて映画音楽に目覚めた」と語っているように、それからたくさんの映画音楽を書きました。二重奏に編曲されたものがよく演奏されますが、ここではオリジナルのギター三重奏でどうぞ。

●花祭り
中南米の民俗音楽、フォルクローレの代表曲の一つで、元々はカーニバルを楽しもうとする祭歌でしたが、管弦打楽器の編成でも広く演奏されるようになりました。祭りのイキのよさをギター重奏でお楽しみください。



〈一年生合奏〉
● Help!
20世紀を代表する伝説的ロックバンド、ザ・ビートルズの曲で、彼ら主演の映画の主題歌です。テンポの速い軽快なリズムをギターで表現したいと思っていますので、楽しんでお聴きください。
 (編曲=大場 誠也)

●カノン
この曲は、「3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ」の前半部として広く知られています。「カノン」とは、日本では輪唱曲とも訳されているように、主題が適宜な感覚を経て繰り返される曲の形式です。美しい旋律に心が癒されることでしょう。
                         (編曲=大場 誠也)

〈四年生合奏〉
●太陽がいっぱい
巨匠、ニーノ・ロータが書き上げた名作映画「太陽がいっぱい」のテーマ曲です。今日は新鮮なアレンジを取り込み、ユニークなナンバーに仕上がっていると思います。特徴的なリズム・パターンとともにお楽しみください。
(編曲=藤巻 洋生)

●第三の男
映画「第三の男」のテーマ曲で、劇中では、ある時は軽快にある時は鮮烈にサスペンスを盛り上げます。最近では、サッポロ エビスビールのCMでも使われています。
(編曲=渡辺 康子)

 

〈独 奏〉
●ソナタ L23 
ドメニコ・スカルラッティは、バッハやヘンデルと同時代のイタリアの作曲家で、現在残されているそのソナタだけでも500曲以上あります。今日は、その中でも最も親しまれている一曲を演奏します。

●無伴奏チェロ組曲第三番プレリュード
バッハの無伴奏チェロ組曲は、今世紀初頭までは単なる練習曲程度に考えられていましたが、チェロの巨匠パブロ・カルザスが広めて以来、バッハの最高傑作として知られています。この第三番はその中でも最も良く演奏される曲の一つで、ギターでもしばしば演奏されます。今日はプレリュードのみを弾きます。




第V部

●喜歌劇「軽騎兵」序曲
スッペはオーストリアのオペレッタの作曲家で、明るいメロディーと軽快なリズムで知られています。有名な「軽騎兵」序曲もその例に漏れず、洗練された軽妙さが感じられます。ギターの音色で、軽騎兵の颯爽とした姿を描きたいと思います。
(編曲=藤巻 洋生)

●ジムノペディ
1888年エリック・サティが22歳の時の作品。もとはピアノ曲であったものを友人であるドビュッシーが管弦楽に編曲し有曲になりました。彼は現代音楽への道を開拓し、他の同様にこの曲も異色という点で注目されました。
(編曲=三宅 莉枝・藤巻 洋生)

●バレエ音楽「恋は魔術師」より 火祭りの踊り
バレエ音楽「恋は魔術師」はスペイン・アンダルシア地方のジプシー伝説を題材にした作品です。その中でも「火祭りの踊り」は有名で、主人公のジプシー女が嫉妬深い夫の亡霊を払う火祭りの場面で、荒々しいリズムとアクセントのはっきりしたメロディーは、スペイン色を十分に出した曲といえるでしょう。
(編曲=関根 清志)

● 「アルルの女」第二組曲より
「アルルの女」組曲は戯曲「アルルの女」のために作曲した劇の付随音楽の中から選ばれて改編したもの。ビゼー自身が四曲選んで作られた第一組曲の好評を見て友人のエルネスト・ギローが他の四曲を選んで第二組曲を編曲しました。
*間奏曲
間奏曲は宗教的かつ優雅な曲で、この組曲の中で最も深みのある楽章だと思われます。
(編曲=三宅 莉枝)
*ファランドール
「アルルの女」の最後を飾るこの曲は、力強く悲劇的な主題、軽やかで爽快な旋律、そして豪快かつ壮麗なクライマックスが勢いよく続き、嵐のような熱狂のうちに終結します。様々な旋律が織り成す色彩と表情たっぷりの演奏を是非お楽しみください。
(編曲=菊池 智子)









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